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「サイジング」って何?

繊維産業に馴染みのない方には聞き慣れない言葉かと思います。

「鶴の恩返し」と言う昔話をご存知でしょうか。

物語の中で羽根で作った経糸を上下させ、さらにその間にまた別のヨコ糸を通し、打ち込み、布を織ると言う場面があります。それが織物です。

布を織る際に経糸は、強力な張力をかけられヨコ糸を通して打ち込む時の衝撃、隣同士の経糸のからみ合いや、摩擦などによりダメージを与えられてしまい、糸切や毛羽、毛玉が大量に発生し、品質の良い織物(布)ができないだけでなく、生産効率を低下させてしまいます。

そこで行うのが「サイジング」です。

経糸に強度を与え、摩擦に対する耐性を上げ、織布の品質向上と生産効率を上げるため、    それが「サイジング(経糸糊付)」であり、織物(布)を作る上では非常に大事な、         欠かす事のできない作業のひとつです。

 

 

なぜ、株式会社田中サイジングがサイザー2台・24時間操業を可能にしてこれたのか。

多くの方がご存知のように、日本の織物産業の生産拠点が昭和50年代頃より、

海外生産(特に中国生産)にシフトし始めました。

その頃より我が社は、高付加価値・多品種小ロット織物製造を行う得意先工場と、

縦の関係、製造ラインに取り組ませていただき、

多品種・小ロット・高付加価値織物のサイジング作業をさせていただくようになりました。

​そして現在、多品種・小ロット・高付加価値のサイジングを行うと同時に、

同品種・大ロット生産を行う得意先との取組も行うようになり、

大ロット織物・小ロット織物のサイジング加工を両立するキャパシティにこだわる事に寄り、

サイザー2台、24時間操業を可能にしてきた、と言うわけです。

 

 

◆いつでも対応いたします◆
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◆プロの技術と確かな品質◆

自社工業内

65インチ Dワーパー 4台

54インチ Dワーパー 1台(改造済)

​計 5台及びサイザーを2機保有し

​24時間営業の為、いつでも対応可能。

価格はご相談にて

対応させていただきますので

お気軽にお問合せください。

自社独自の社員教育により

サイジング技術の向上と確実な品質を

​目指しています

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